山梨市議会 > 2019-09-27 >
09月27日-04号

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  1. 山梨市議会 2019-09-27
    09月27日-04号


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    最終取得日: 2021-05-31
    令和 1年  9月 定例会          令和元年9月山梨市議会定例会 第4日◯令和元年山梨市議会9月定例会第4日目は、9月27日午前10時山梨市議会議場に招集された。---------------------------------------◯令和元年9月27日(金曜日)午前10時開議---------------------------------------◯議事日程(第4号)  第1 諸般の報告     (1)常任委員会審査結果報告     (2)決算特別委員会審査結果報告     (3)議案受理報告  第2 常任委員会委員長報告     (質疑・討論・採決)     議案第47号 山梨市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例について     議案第48号 山梨市空家等対策の推進に関する条例について                                    計2件     議案第49号 山梨市職員給与条例及び山梨市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例について     議案第50号 山梨市使用料徴収条例等の一部を改正する条例について     議案第51号 山梨市立デイサービスセンター設置及び管理条例の一部を改正する条例について     議案第52号 山梨市地域交流センター設置及び管理条例の一部を改正する条例について     議案第53号 山梨市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担額等に関する条例の一部を改正する条例について     議案第54号 山梨市立つつじ幼稚園設置条例の一部を改正する条例について     議案第55号 山梨市私立幼稚園就園奨励費の補助に関する条例を廃止する条例について     議案第56号 山梨市三富市民プール設置及び管理条例を廃止する条例について                                    計8件     議案第57号 令和元年度山梨一般会計補正予算(第3号)                                    計1件     議案第58号 令和元年度山梨国民健康保険特別会計補正予算(第1号)     議案第59号 令和元年度山梨浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)     議案第60号 令和元年度山梨介護保険特別会計補正予算(第1号)     議案第61号 令和元年度山梨簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)     議案第62号 令和元年度山梨活性化事業特別会計補正予算(第1号)                                    計5件     議案第63号 令和元年度山梨水道事業会計補正予算(第1号)     議案第64号 令和元年度山梨下水道事業会計補正予算(第1号)                                    計2件     議案第65号 訴えの提起について                                    計1件     請願第2号 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための請願書                                    計1件  第3 決算特別委員会委員長報告     (質疑・討論・採決)     議案第66号 平成30年度山梨一般会計歳入歳出決算認定について                                    計1件     議案第67号 平成30年度山梨国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について                                    計1件     議案第68号 平成30年度山梨後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について     議案第69号 平成30年度山梨市交通・火災災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について     議案第70号 平成30年度山梨浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定について                                    計3件     議案第71号 平成30年度山梨介護保険特別会計歳入歳出決算認定について                                    計1件     議案第72号 平成30年度山梨居宅介護予防支援事業特別会計歳入歳出決算認定について     議案第73号 平成30年度山梨簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について     議案第74号 平成30年度山梨活性化事業特別会計歳入歳出決算認定について                                    計3件     議案第75号 平成30年度山梨水道事業会計決算認定について     議案第76号 平成30年度山梨病院事業会計決算認定について     議案第77号 平成30年度山梨下水道事業会計決算認定について                                    計3件  第4 議員提出議案     (提案理由の説明・質疑・委員会付託・討論・採決)     山議案第3号 厚生年金への地方議会議員の加入を求める意見書  第5 市長追加提出議案     (提案理由の説明・質疑・委員会付託・討論・採決)     議案第78号 山梨市名誉市民の推挙について同意を求める件---------------------------------------◯本日の会議に付した事件  日程第1から日程第5は議事日程に同じ  追加日程第1 議員提出議案         (提案理由の説明・質疑・委員会付託・討論・採決)         山議案第4号 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための意見書の提出について---------------------------------------◯出席議員(16名)     1番   武井寿幸君    2番   矢崎和也君     3番   土屋裕紀君    4番   根津和博君     5番   萩原弥香君    6番   清水時保君     7番   深沢敏彦君    8番   飯島力男君     9番   古屋弘和君   10番   三枝正文君    11番   木内健司君   12番   小野鈴枝君    13番   村田 浩君   14番   飯嶋賢一君    15番   岩崎友江君   16番   向山 輝君---------------------------------------◯欠席議員(なし)---------------------------------------◯説明のため出席した者の職氏名  市長      高木晴雄君   副市長     古屋博敏君                  政策秘書  教育長     澤田隆雄君           中山浩貴君                  課長  総務課長    菊嶋 茂君   財政課長    古宿昌士君                  防災危機管理  管財課長    雨宮和仁君           小田切 聡君                  課長  地域資源開発          日野原大城君  税務課長    古屋寿彦君  課長  市民課長    萩原双葉君   福祉課長    窪川明彦君  子育て支援           健康増進          長沼裕子君           矢崎貴恵君  課長              課長  介護保険          芳賀光久君   環境課長    立川隆次君  課長  商工労政          守屋秀文君   観光課長    温井一郎君  課長  農林          根津道仁君   建設課長    鶴田圭司君  課長補佐  都市計画          竹川一郎君   下水道課長   佐藤美仁君  課長  会計管理者          佐藤美子君   牧丘支所長   中島和人君  会計課長  三富支所長   斉藤徳仁君   水道課長    鶴田栄輔君  学校教育            生涯学習          加々美 修君          望月好也君  課長              課長---------------------------------------◯事務局職員  議会事務            議会事務局          角田弘樹君           平野宗則君  局長              次長  書記      雨宮雄貴君 △開議 午前10時00分 ◎議会事務局長(角田弘樹君) 再開に先立ち、お互いに挨拶を交わしたいと思います。 ご起立をお願いいたします。          (全員起立) ◎議会事務局長(角田弘樹君) 相互に礼。 ご着席願います。--------------------------------------- △開議 ○議長(武井寿幸君) ただいまの出席議員は16名です。 定足数に達していますので、本会議を再開いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。          〔本文 145頁~147頁参照〕--------------------------------------- △第1 諸般の報告 ○議長(武井寿幸君) 日程第1、諸般の報告を行います。 会議規則第37条の規定により、各常任委員会及び決算特別委員会に付託いたしました議案の審査結果について、委員会報告書の提出がありました。お手元に配付いたしましたので、ご了承願います。 次に、市長から追加提出議案の送付がありました。提出議案は、議案第78号の1案件であります。市長追加提出議案として上程いたしますので、ご了承願います。 次に、農林課、所和雄課長から一身上の都合により、本日の会議を欠席する旨の届け出がありました。本日の説明員として、農林課、根津道仁課長補佐が出席しておりますので、ご了承願います。 次に、地球温暖化防止及び節電のため本市議会でもクールビズに取り組んでおります。本会議場で上着を脱ぐことを許しますので、ご了承願います。 次に、報道機関から取材のため撮影の申し出があり、これを許可いたしておりますので、ご承知願います。 以上で諸般の報告を終わります。--------------------------------------- △第2 常任委員会委員長報告(質疑・討論・採決) ○議長(武井寿幸君) 日程第2、常任委員会委員長報告を行います。 本定例会に上程されました議案のうち19案件及び請願1件については、各常任委員会へ審査を付託しています。 各常任委員長から審査の経過と結果について報告を求めます。 なお、各常任委員会に分割付託している議案もありますので、各常任委員長の報告後に質疑、討論及び採決を行います。 初めに、総務常任委員会委員長根津和博議員の報告を求めます。 根津和博議員。 ◆総務常任委員長根津和博君) 総務常任委員会より報告いたします。 付託された議案について、お手元に配付した報告書のとおり議案第47号、議案第48号、議案第49号、議案第50号、議案第52号、議案第57号関係付託部分及び議案第58号は、原案のとおり全会一致で可決すべきものと決定いたしました。 次に、審査の経過から主なるものについてその概要を申し上げます。 議案第47号 山梨市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例についてであります。 会計年度任用職員制度の内容について伺いたいとの問いに対して、臨時職員は地方行政の重要な担い手であるが、従来は任用・勤務条件等に関する取り扱いが各地方公共団体によって違っていた。今回、地方自治法地方公務員法の改正により、統一的な取り扱いが定められ、適切な運用が確保されることとなった。給与及び報酬については、職務の内容や責任、業務遂行上必要となる知識及び職務経験などの要素を考慮し決定される。上限はあるが給与の昇給もあり、休暇の待遇については職員に準じた内容となる。そのため面接や人事評価の対象にもなるとの答弁がありました。 次に、議案第57号 令和元年度山梨一般会計補正予算(第3号)関係付託部分についてであります。 歳入、寄附金のうち、ふるさと納税寄附金についてであります。富士吉田市と連携、協力に関する基本協定により実施する、ふるさと納税体験型ツアーについて、本市のツアー内容について伺いたいとの問いに対して、今回のツアーは富士吉田市で企画したものである。ふるさと納税寄附者に参加募集をかけたところ約500人の応募があり、その中から今回は16組32人の対象者が富士吉田市と本市を訪れることになる。また、本市では、ブドウ狩りの体験や市内ワイナリー見学などを行う予定である。来年度も当該体験型ツアーの共同開催などを検討しているとの答弁がありました。 次に、歳出、総務管理経費、企画費のうち政策形成経費51万円について、マイキープラットフォーム財源補助の内容や、先行してマイナンバーカードを取得している市民への対応と申請率についても伺いたいとの問いに対して、マイナンバーカードの空き容量を活用するため、IDの設定経費として計上したものである。今後はキャッシュレス化キャッシュレス決済への対応など、マイナンバーカードに何を組み入れるかは、個人の選択により決定していくことになると考えられる。また、コンビニ交付システムの導入により、住民票の写し、印鑑登録証明書戸籍証明書、所得課税証明を取得できるサービスが開始され、申請率も8月末日現在で13.73%と県の平均13.77%に近づいてきた。今後も申請率の向上に努めていくとの答弁がありました。 また、現地視察といたしまして、防災ヘリ・ドクターヘリポート整備事業予定地視察を行いました。 なお、本市では、台風15号の影響により、被災された千葉県鋸南町を支援するため、職員4名が支援物資提供のため現地へ向かいました。 被災された全ての皆様にお見舞いを申し上げるとともに、その状況を防災危機管理課から報告を受ける中で、本市における対応の必要性を感じました。 要望事項として、本市においても、倒木の処理、屋根の補修等、高所で作業ができる専門的な事業者・団体等との新たな協定も視野に入れ、地域防災力の向上とともに、災害時の対応を総合的に強化できるよう努めていただきたい。 以上をもちまして、総務常任委員会の報告といたします。          〔参考資料 21頁~22頁参照〕 ○議長(武井寿幸君) 次に、建設経済常任委員会委員長土屋裕紀議員の報告を求めます。 土屋裕紀議員。 ◆建設経済常任委員長(土屋裕紀君) 建設経済常任委員会より報告いたします。 付託された議案についてお手元に配付した報告書のとおり、議案第50号、議案第57号関係付託部分、議案第59号、議案第61号、議案第62号、議案第63号、議案第64号及び議案第65号については、原案のとおり全会一致で可決すべきものと決定いたしました。 次に、審査の経過から主なものについて報告いたします。 最初に、議案第57号 令和元年度山梨一般会計補正予算(第3号)関係付託部分についてであります。 歳出、商工費、商工振興費のうち企業立地推進対策経費において1,400万円の増額補正をしているが、企業立地支援制度として具体的にどのような制度を活用したのかとの問いに対し、市内に製造業や物流業などの工場等を整備した場合において、土地取得費を除く投下固定資産額である建物や設備にかかった額が3億円以上かつ常時労働者を新規で10名以上雇用した場合に、土地取得費を除く投下固定資産額の2%を補助するものである。今回の場合は30億円が補助対象額であったため、補助額は6,000万円であり、そのうち4,600万円は当初予算に計上していたため、その差額である1,400万円を増額補正したものである。なお、当該助成金は県の企業立地支援制度と連携しており、県からは、土地取得費を除く投下固定資産額の10%が助成されるため、県と市を合わせると助成金の総額は3億6,000万円となるとの答弁がありました。 次に、歳入、農林水産業費県補助金のうち農業振興費について、未来を拓くやまなし農業応援事業に対し、174万1,000円の増額補正となっているが、どのような事業かとの問いに対し、今回は、牧丘町赤芝地区の一般社団法人ドライフルーツを製造する施設、機械、設備等を整備したため、整備費の2分の1を助成するものであり、未来を拓くやまなし農業応援事業のうち6次産業化により農作物の付加価値化を促進するために必要な整備に該当する。このほかにも、農作物の戦略的な販売対策、スマート農業等の導入による農業生産の効率化・低コスト化、農地集積・耕作放棄地対策及び新規就農者就農定着等を支援するための整備費に対して、2分の1以内の助成をするものであるとの答弁がありました。 次に、議案第50号 山梨市使用料徴収条例等の一部を改正する条例についてであります。 10月1日に消費税率が8%から10%に変更されるが、増税の施行日をまたぐ場合の水道使用料金の税率はどうなるのかとの問いに対し、消費税率に変更があった場合、一部の取引に不都合が生じる可能性があり、そうした問題を回避し、消費税率引き上げを円滑に行うための対策として、消費税法改正内容の一つに経過措置という定めがある。本市の水道使用料金は2カ月に一度検針を行うため、増税の施行日をまたぐことがある。この場合、経過措置として、施行日前から継続して供給されており、施行日以後の検針で料金が確定するものについては、旧税率である8%が適用されるとの答弁がありました。 次に、議案第65号 訴えの提起についてであります。 市営住宅長期高額滞納者に対し、市営住宅の明け渡し及び滞納家賃等の支払いを求める訴えを提起しているが、訴えの提起に至った理由は何かとの問いに対し、今回の案件に関しては、市営住宅滞納家賃に対し、再三にわたり文書、電話、訪問により催告等をしてきたが、滞納家賃を支払われることなく、また、話し合いの日を設定したが応じない状況であることから、滞納解消が見込まれない悪質な滞納者であると判断した。よって、社会的公正と管理の適正を期するために法的措置をとらざるを得ないと判断したためであるとの答弁がありました。 最後に、要望事項としまして、市営住宅滞納家賃に関しては、厳格な処置を行うと同時に長期滞納を未然に防ぐ方策を講じるよう要望する。 また、モモせん孔細菌病秋季防除対策支援については、近隣の市の状況を踏まえ、病害を少しでも抑えられるよう努められたい。 以上をもちまして、建設経済常任委員会の報告といたします。          〔参考資料 23頁~24頁参照〕 ○議長(武井寿幸君) 次に、教育民生常任委員会委員長萩原弥香議員の報告を求めます。 萩原弥香議員。 ◆教育民生常任委員長萩原弥香君) 教育民生常任委員会より報告いたします。 付託された議案について、お手元に配付した報告書のとおり、議案第50号、議案第51号、議案第53号、議案第54号、議案第55号、議案第56号、議案第57号及び議案第60号の関係付託部分については、原案のとおり全会一致で可決すべきものと決定いたしました。 請願第2号は、全会一致で採択すべきものと決定いたしました。 次に、審査の経過から主なものについて、その概要を申し上げます。 最初に、議案第57号 令和元年度山梨一般会計補正予算(第3号)関係付託部分、歳入、国庫支出金のうち教育・保育給付費負担金についてであります。 保育の無償化によって、関係している事業所の負担がどのように変わるのかとの問いに対して、私立保育園はこれまで保護者からの保育料を市が徴収し、認定こども園は各園で徴収している。無料化となる今後は、保育料分が国県負担金及び交付金として市の歳入となり、市から私立保育園及び認定こども園へ委託料等で支給するという形になるとの答弁がありました。 子育て支援課に関する歳入の財源更正について詳細を伺いたいとの問いに対して、公立保育所保護者負担金2,904万円、私立保育所保護者負担金2,590万8,000円及び広域私立保育所児童保護者負担金253万2,000円の歳入がなくなったことにより、合計5,748万円の減額となり、その減額分については国県負担金臨時交付金による補填がされることとなっているとの答弁がありました。 次に、議案第57号 令和元年度山梨一般会計補正予算(第3号)関係付託部分、歳入、国庫補助金教育費国庫補助金のうち放課後子ども教室推進事業国庫補助金についてであります。 放課後子ども教室推進事業に関するイングリッシュカフェについて詳細を伺いたいとの問いに対して、市内の小学5年生から中学3年生までを対象としており、会場は街の駅やまなしとしている、今年度については12回、土曜日の開催を予定している。定員は20人とし、現在13人の応募が来ており、本市で雇用しているALT7人、JTE4人、ボランティア4人の講師の中から、毎回5人以上の講師を配置し、生徒4人に対して1人の先生がつくようにし、密度の濃い学習を予定している。また、講習料については無料であるとの答弁がありました。 次に、議案第57号 令和元年度山梨一般会計補正予算(第3号)関係付託部分、歳出、社会福祉費障害者福祉費のうち障害児支援費についてであります。 障害児支援費について、そのサービスの概略を伺いたいとの問いに対して、現在、子供の療育という部分で、より重度な障害状態にならないようにするためには、早期からの適切な支援が重要とされ、支援サービスが充実してきている。例えば保育所等訪問支援では、保育園や学校の先生方に、障害のあるお子さんに対してクラスの中でどのような対応をしていけばよいかという助言をしたり、放課後等デイ・サービスでは、発達障害のお子さんについて、放課後、生活能力を向上させるための訓練の場などを提供するなどしている。これらのサービスについては、現在では、医師の診断書があればサービスが受けられることが可能になり、利用のハードルが低くなってきている。利用者のニーズがふえるとともに、利用できる施設も増加している状況であるとの答弁がありました。 次に、議案第57号 令和元年度山梨一般会計補正予算(第3号)関係付託部分、歳出、民生費、社会福祉費老人福祉費のうち介護予防地域支え合い事業経費についてであります。 本市の成年後見人の人数について、また、養成研修についてはどのような人たちへの研修かとの問いに対して、現状で把握している本市の成年後見人の人数は、市長申し立てや弁護士・司法書士が後見人になっている公的な人数であり110人である。また、養成研修については、昨年度から始まった市民向けの成年後見人養成研修である。昨年度は18人が受講しており、本年も同様の研修を開講する。昨年受講した人は、今年度は現場実習を行い、2年間にわたる養成研修が予定されている。また、今後は、研修を受けた人を市民後見人の候補者として推薦していくとの答弁がありました。 なお、現地視察につきましては、山梨市障害者等地域活動支援センターオアシスやまなし結の視察を行いました。 以上をもちまして、教育民生常任委員会の報告といたします。          〔参考資料 25頁~26頁参照〕 ○議長(武井寿幸君) 以上で委員長報告を終わります。--------------------------------------- ○議長(武井寿幸君) これより委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(武井寿幸君) 質疑なしと認めます。 これをもちまして質疑を終わります。--------------------------------------- ○議長(武井寿幸君) これより討論を行います。 討論の通告はありませんでした。 以上で討論を終わります。 これより採決を行います。 初めに、議案第47号 山梨市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例について、議案第48号 山梨市空家等対策の推進に関する条例についての2案件を一括採決いたします。 委員長報告は原案可決です。 委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(武井寿幸君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第47号、議案第48号の2案件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第49号 山梨市職員給与条例及び山梨市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例について、議案第50号 山梨市使用料徴収条例等の一部を改正する条例について、議案第51号 山梨市立デイサービスセンター設置及び管理条例の一部を改正する条例について、議案第52号 山梨市地域交流センター設置及び管理条例の一部を改正する条例について、議案第53号 山梨市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担額等に関する条例の一部を改正する条例について、議案第54号 山梨市立つつじ幼稚園設置条例の一部を改正する条例について、議案第55号 山梨市私立幼稚園就園奨励費の補助に関する条例を廃止する条例について、議案第56号 山梨市三富市民プール設置及び管理条例を廃止する条例についての採決を行います。 委員長報告は原案可決です。 委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(武井寿幸君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第49号、議案第50号、議案第51号、議案第52号、議案第53号、議案第54号、議案第55号、議案第56号の8案件は原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第57号 令和元年度山梨一般会計補正予算(第3号)の採決を行います。 委員長報告は原案可決です。 委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(武井寿幸君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第58号 令和元年度山梨国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第59号 令和元年度山梨浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)、議案第60号 令和元年度山梨介護保険特別会計補正予算(第1号)、議案第61号 令和元年度山梨簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第62号 令和元年度山梨活性化事業特別会計補正予算(第1号)の5案件を一括採決いたします。 委員長報告は原案可決です。 委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(武井寿幸君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第58号、議案第59号、議案第60号、議案第61号、議案第62号の5案件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第63号 令和元年度山梨水道事業会計補正予算(第1号)及び議案第64号 令和元年度山梨下水道事業会計補正予算(第1号)の2案件を一括採決いたします。 委員長報告は原案可決です。 委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(武井寿幸君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第63号及び議案第64号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第65号 訴えの提起についての採決を行います。 委員長報告は原案可決です。 委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(武井寿幸君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。 次に、請願第2号 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための請願書の採決を行います。 委員長報告は採択です。 委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(武井寿幸君) ご異議なしと認めます。 よって、請願第2号は採択することに決定されました。 ただいま採択されました請願第2号にかかわる意見書の提出については、議員提出議案として日程に追加し、議題といたします。--------------------------------------- △第3 決算特別委員会委員長報告(質疑・討論・採決) ○議長(武井寿幸君) 日程第3、決算特別委員会委員長報告を行います。 本定例会に上程されました議案のうち、平成30年度決算審査にかかわる12案件については、決算特別委員会を設置し、これに審査を付託しています。 決算特別委員会委員長、古屋弘和議員に審査の経過と結果について報告を求めます。 古屋弘和議員。 ◆決算特別委員長(古屋弘和君) 決算特別委員会の審査報告を行います。 去る9月13日の本会議において、本委員会に付託された議案は、議案第66号、議案第67号、議案第68号、議案第69号、議案第70号、議案第71号、議案第72号、議案第73号、議案第74号、議案第75号、議案第76号、議案第77号の各会計決算認定についての12案件であります。 委員長に私、副委員長に深沢敏彦委員を互選し、9月18日、19日、20日の3日間にわたり審査を行いました。 冒頭、平成30年度山梨市一般会計・特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況審査によって報告された数値であり、数値の改ざんはなく、適正に処理されたものであることを確認し、審査に入りました。 審査に当たっては、議決された予算等がその目的に沿って公正・公平にしかも適切に執行されているか、そしてどのような効果をもたらしたのか等に重点を置いて慎重に審査を行いました。 審査の方法は、各会計歳入歳出決算書、主要な施策の成果に関する説明書、決算特別委員会審査資料、監査委員の意見書等に基づき、関係課長等に説明を求めて行いました。 それでは、審査の経過から主なものについてその概要を申し上げます。 まず、平成30年度山梨市一般会計歳入歳出の全体についてであります。 206億8,061万円余の歳入に対し、195億7,448万円余の歳出であり、11億613万円余の歳入歳出差引額となっている。健全化判断比率については、実質公債費比率が11%、将来負担比率が118.4%である。これらを踏まえ歳入において前年度と比較し、特筆すべき点はあるのか伺いたいとの問いに対して、前年度決算と比較すると健全化判断比率については、いずれの数値も改善傾向にあるが、今後は標準財政規模が縮小することと、公債費が増加していくことが見込まれることから、数値は上昇に転じることが予測されるため、税の確保と経費の削減を図っていく中で、効率的な財政運営を図っていきたい。歳入全般について、前年度と比較する中で特筆すべきものはないとの答弁がありました。 次に、歳入、使用料及び手数料、住宅使用料について、平成30年度における市営住宅の使用料収入について、収納率が上がり、収納額が減っている理由について伺いたいとの問いに対して、市営住宅の入居率が下がっている点、また、住宅使用料については、所得に応じて決定していることなど、これら両方の要因が関係しているものと考えるとの答弁がありました。 次に、歳出、土木費、都市公園管理費のうち都市公園長寿命化事業について、公園の長寿命化に伴う事業について、万力公園の整備が多く、ほかの都市公園の整備状況についても伺いたいとの問いに対して、平成24年度に策定した公園長寿命化計画に基づき、毎年およそ3,000万円の予算で計画的に進めているが、特に市民から要望が多かった万力公園のトイレ整備など、公園の利用者数や意見を考慮し、優先順位をつけて整備を進めてきている。今後も、ほかの公園においても優先順位を検討し、順次整備を進めていくとの答弁がありました。 次に、歳出、土木費、都市計画総務費のうち南反保地域整備推進事業について、南反保地域整備に関する事業の進捗状況と、207万円余をかけ、南反保地域方策試案作成業務委託により、試案を作成しているが資料の開示はできるのかとの問いに対して、平成30年8月28日に南反保地域まちづくりの会を設置し、まちづくりに関する勉強会・先進地の視察研修を開催し、意見交換等を行っている。また、委託業務にて作成された成果品の資料については、課内で精査し、勉強会で一部使用している。今後、事業の進捗にあわせ、開示することは可能であるとの答弁がありました。 次に、下水道事業会計、資本的支出、汚水管渠建設改良費のうち委託料について、下水道施設のストックマネジメント計画策定とあるが、その内容と計画に基づく工事は進んでいるのか伺いたいとの問いに対し、現在の施設は昭和54年から工事を着手し、40年を経過している。標準耐用年数は50年とあるが、老朽化が進む中、継続的な点検・調査と修繕及び工事が必要になる。そのためストックマネジメント計画を策定し、事業の平準化を図り、計画的に進める必要がある。また、下水道事業については、国からの通達で、令和8年度末までに汚水処理人口普及率を95%以上にすることが目標とされている。令和8年度までは、要望に対し国から費用が出るため、できるだけ予算の範囲内で工事を進めていく予定であるとの答弁がありました。 次に、歳出、民生費、児童福祉総務費のうち家庭児童相談室運営事業経費について、家庭児童相談室の運営について、児童相談員2名の体制で対応できるのか、また、支出については一般財源が主となっているが、支出の内容は何か、なお、事業における広域連携はとれているのか伺いたいとの問いに対し、家庭児童相談員2名により、週3回の勤務となっている。相談員とは別に、社会福祉士等、専門で児童虐待の対応を行っている。そのほか、担当職員、保健師とも連携して十分に対応できる体制はとれている。支出については、人件費が主となる。また、広域連携については、関係機関との連絡調整を行っており、県の児童相談所とのケース会議を毎回開催しているとの答弁がありました。 次に、歳出、教育費、文化財保護費のうち文化財施設維持管理経費、根津記念館事業経費について、文化財施設である連方屋敷の活用が見えないが、何か活用を検討されているのか、また、根津記念館のPRについて、SNS等での画像による情報発信など検討されてはどうか、あわせて伺いたいとの問いに対し、連方屋敷の一部分については、地域にグラウンドゴルフ場として開放しているが、文化財であるため活用が難しい。現在、文化財保存活用地域計画の策定を進めている段階であり、連方屋敷周辺は強化地域として指定しているので、その中で活用を検討していく。根津記念館のPRについては、市の広報、ホームページ、新聞等による周知を行っている。また、フリーペーパーの利用やSNSによる画像の情報発信、提供もあわせて考えていくとの答弁がありました。 次に、歳出、総務管理経費、企画費のうち山梨市公共交通利用県外通学者支援助成事業補助金について、人口転出の抑制施策として実施している、当該補助金について、利用者の状況と課題について伺いたいとの問いに対し、当該事業は2年目の取り組みであり、利用者数は増加している。延べ118人、実人数68人が利用している。増加の背景には、県が各高校において制度の周知を行っている。状況調査の課題については、利用者が卒業後に地元で就職することにつなげることが重要であり、課題でもある。フォローアップとして、アンケート調査を行っている。集計の結果、理系の学生は県外に就職する傾向があることがわかった。今後も県との連携を図り、対策を検討していくとの答弁がありました。 次に、歳出、衛生費、母子保健費のうち不妊治療助成事業について、不妊治療費において、実績から1件当たり11万円から12万円の支出であり、15万円の限度額に近い額になっている。おおむね自己負担額の2分の1となると、これくらいの金額になるのか。また、市内在住の要件があるが、途中で転出・転入された場合の対応と近隣市の状況も伺いたいとの問いに対し、15万円の限度額に関しては、治療の内容により、高度な治療であれば70万円から80万円かかる場合があり、限度額では足りないケースもある。また、県では高度な治療以外は助成しないが、本市では比較的軽度で少額な不妊治療であっても助成している。また、要件である夫婦が市民であることについては、どちらかが山梨市在住であればよい。例として単身赴任のケースがあったため、条件の緩和を行っている。なお、不妊治療を開始した日に住民票があることを条件としているが、治療を開始した後に転居するケースもある。一時的に転出しても7年間振り返り期間があり、また本市に戻ったときに条件に合えば、できるだけ対応を行っているとの答弁がありました。 次に、歳出、商工費、商工振興費のうち企業立地推進対策事業について、事業の課題に、事業用地の不足が挙げられているが、具体的にはどのようなことなのか伺いたいとの問いに対し、市には農工団地として指定されている場所以外に、用途地域内に工業地域、準工業地域が指定されているが、実際には用途地域外に工場が建設されており、ここ数年は、清涼飲料水製造工場や菓子工場などが操業し、さらに大型ホームセンターの建設が予定されている。企業から本市へ依頼があれば、市有地、空き地等を紹介している状況であるが、企業をすぐに誘致できる大規模な土地が少ないため、課題として事業用地の不足を記載したとの答弁がありました。 次に、歳出、総務費、財産管理費のうち三富庁舎維持管理経費に関連して、地域の小さな拠点として地域の活性化に努めているが、三富で開催されるイベントの費用が計上されていないが、費用は発生しないのか伺いたいとの問いに対し、市の提案型協働のまちづくり支援制度事業の委託料で一部を賄っている。また、もみじ祭り、みとみっ子夏祭りなどは、実行委員会形式で、区長会、育成会など各種団体からの協賛によって開催している。さらに、地元観光協会などの協力もあり、地域として盛り上がりを見せているとの答弁がありました。 次に、歳出、総務費、市営バス運行費のうち市営バス運行経費に関連して、バスの利用者数が減少傾向にある。その原因等がわかれば伺いたいとの問いに対して、市営バスの循環線についての利用者減少については、利用増を図るため時刻表の見直しやルートの変更も行ってきたが、住民意向調査において、満足していないという意見が、回答の半数以上を占めていた。担当職員がこれまでも改善を試みているが、厳しいレベルであるため、民間の力もかりる必要があると考え、住民ニーズの把握を行うため、専門のコンサルによる調査も検討している。また、料金値上げをしており、これらも利用者減少の原因と考えられるとの答弁がありました。 以上、3日間にわたって開催した決算特別委員会において、全ての審査が終了し、採決を行った結果、議案第66号、議案第67号、議案第68号、議案第69号、議案第70号、議案第71号、議案第72号、議案第73号、議案第74号、議案第75号、議案第76号、議案第77号は全会一致により認定すべきものと決定いたしました。 以上で決算特別委員会の報告を終わります。          〔参考資料 27頁~29頁参照〕 ○議長(武井寿幸君) 以上で委員長報告を終わります。--------------------------------------- ○議長(武井寿幸君) これより委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(武井寿幸君) 質疑なしと認めます。 これをもちまして質疑を終わります。--------------------------------------- ○議長(武井寿幸君) これより討論を行います。 議案第66号、議案第67号、議案第71号について討論の通告がありました。 討論の発言時間は申し合わせにより1人15分以内といたします。 初めに、清水時保議員の反対討論を許します。 清水時保議員。 ◆6番(清水時保君) 議案第66号 平成30年度山梨一般会計歳入歳出決算認定について、議案第67号 平成30年度山梨国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第71号 平成30年度山梨介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての3議案について反対討論をします。 国内の消費は低迷が続いています。実質家計消費は4年連続で減少しています。この7月の毎月勤労統計調査では、実質賃金が0.9%減少し、マイナス分は7カ月連続しています。暮らしはますます厳しくなり、特に年収が200万円余りの低所得世帯の暮らしが顕著に悪化しています。家計で切り詰めているのは、交際費、医療費、教育費です。病気になっても医者にかかれない、大学の学費が払えない、これ以上消費税が上がれば食べていけない状況です。市内には、高齢化が進んで3人に1人は高齢者です。生活に苦しむ方が年々ふえている現状があり、格差社会から差別社会になりつつあると言えます。 こうした中で、高木市政は厳しい財政状況の中で、本市の発展のために必要な施策の展開に向け、積極的に取り組んでいることは高く評価をしております。しかし、財源がないからできないといって済まされない状況にあるものがあると考えます。 まず、子ども医療費窓口無料化、高校3年生まで実施の問題です。山梨市では中学3年生まで実施しており、1億3,000万円の事業費を支出して子育て世代の経済的負担軽減に寄与しています。高校3年生まで拡大するには1,600万円の財源が必要になるといいます。県内では、現在27市町村の中で18市町村、全体の3分の2が何らかの形で実施をしております。全く予定のないのが山梨市、甲府市、北杜市、笛吹市、中央市、昭和町、小菅村です。この制度は、子育て世代の経済的な負担を軽減することにとどまらず、7人に1人が貧困の家庭にあると言われる中で、子供たちの将来を支えていく大きな意義を持っていると思います。山梨市では、実施に踏み切るべきであったと考えます。 次に、国保税についてです。山梨市の国保税は、県下でも非常に高額です。国が一般会計からの法定外繰り入れをやめさせようとしている中で、3億945万円を繰り入れていることは高く評価します。しかし、滞納額が2億1,489万5,582円もあります。平成29年度よりも2,350万円余り減少しました。平成29年度でも滞納者は572人で加入者の10%になります。所得が200万円でアパート住まいの30代の夫婦と子供2人のモデル世帯で、国保税が31万2,000円、所得の15%にもなります。高過ぎて払えないのです。国保税が払えないために医者にかかれず手おくれになるというようなことは、これはあってはならないことです。 平成30年度の決算で基金積立金が2億1,592万8,000円計上されています。平成29年度よりも1億1,111万2,000円増額されています。この基金を使って、高過ぎる国保税の軽減を図るべきであると考えます。韮崎市ではこの基金を使って、県下で2番目に高い国保税を1人当たり約2万3,000円減額されました。山梨市でもできないことではないと考えます。 次に、介護保険です。山梨市の65歳以上の介護保険料は、基準額第5段階で8万40円です。月額にすると6,670円で県下の最高額です。国保税や後期高齢者医療保険料などの負担を合算すると、支払い能力を超えた過重な負担となっています。滞納額が2,253万8,540円です。特に、第1段階の生活保護受給者、老齢福祉年金受給者で、世帯全員が市民税非課税で所得が80万円以下の方の保険料は3万6,010円です。2,020人のうちの滞納者が282人で14%にもなります。滞納額は1,700万円です。全体の滞納額の75%がこの第1段階の人たちです。 令和に入ってから国の制度が改正されて、第1段階で6,000円減額されて3万10円、第2段階では1万10円減額されて5万20円、第3段階では2,010円減額されて5万8,020円になりました。しかし、これでもまだまだ高過ぎるのです。高齢化していく被保険者が生きていく夢を持てるように、払える保険料にすることが強く求められています。 以上、3議案について反対の考えを述べましたが、来年度の予算編成に当たって、このことが反映されることを強く希望して反対討論とします。 ○議長(武井寿幸君) 次に、根津和博議員の賛成討論を許します。 根津和博議員。 ◆4番(根津和博君) 議案第66号 平成30年度山梨一般会計歳入歳出決算認定、議案第67号 平成30年度山梨国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定及び議案第71号 平成30年度山梨介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場から討論を行います。 平成30年度の当初予算及び政策経費を盛り込んだ補正予算の成立に参加した者として、予算の執行につきましては常に関心を持って見守ってまいりました。その結果につきましては、決算書、監査委員の審査意見書及び主要な施策の成果に関する説明書などを見ると、非常に厳しい一般財源の歳入状況にあっても限られた財源を市民生活に重きを置いた事業の選別が行われ、安定した財政運営であったことが確認できることから、堅実な予算執行がなされたと高く評価するものであります。 また、平成30年度は第2次山梨市まちづくり総合計画の2年目であり、これまで進めてきた実施事業を検証し、あわせて山梨市総合戦略において本市創生に向けた取り組みとなる事業など、本市の課題解決に向けたさまざまな事業が行われてきたところであります。これら事業を着実に進めていくための財源確保については、国・県の支出金を積極的に活用するなど必要となる財源の確保を行ったことは、評価に値するものと考えます。 一般財源についても予算編成上の財源不足を補うために、財政調整基金からの繰入金を計上しておりましたが、その後の歳入の確保と歳出の効率化に努めた結果、財政調整基金を取り崩すことなく決算体制を迎えたことは、職員一人一人がコスト意識に立った執行を徹底したことによるものと考えます。 財政の健全性を示す各財政指標については、市長の所信でも言われたとおり将来負担比率は6.9ポイントの大幅な改善が図られ、実質公債費比率も前年度数値を下回っており、健全性を保った財政運営がなされているものと思われます。 このように決算全体を総合的に判断いたしますと、第2次山梨市まちづくり総合計画に基づく各事業を着実に遂行するため、限られた財源を有効的に活用し、財政負担の軽減を図った適切な執行がなされたと認められます。 次に、特別会計について申し上げます。 国民健康保険特別会計は、事業運営に必要な財源である国民健康保険税のなお一層確実な収納率向上を図られるよう期待しております。今後は医療費の伸びに対する被保険者負担を軽減するため、市民の健康増進や生活習慣の改善をさらに図り、将来的な医療費の抑制を期待するところであります。 介護保険特別会計は、社会保障制度として必要な介護保険事業を確実に執行されたことが認められます。今後は利用者負担がふえないよう地域支援事業等の事業の充実を図り、持続可能な社会保障制度の確立に向け事業の推進に期待するところであります。 以上、平成30年度山梨一般会計歳入歳出決算認定及び2つの特別会計については、全て認定すべきものとして賛成討論といたします。 ○議長(武井寿幸君) 以上で討論を終わります。 これより採決を行います。 初めに、議案第66号 平成30年度山梨一般会計歳入歳出決算認定についての採決を行います。 委員長報告は原案認定です。 本案は起立により採決をします。 お諮りします。 本案は原案のとおり認定することに賛成の諸君は起立をお願いします。          (賛成者起立)(14名) ○議長(武井寿幸君) ご着席ください。 起立多数です。 よって、議案第66号は原案のとおり認定することに決定いたしました。 次に、議案第67号 平成30年度山梨国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての採決を行います。 委員長報告は原案認定です。 本案は起立により採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり認定することに賛成の諸君は起立をお願いします。          (賛成者起立)(14名) ○議長(武井寿幸君) ご着席ください。 起立多数です。 よって、議案第67号は原案のとおり認定することに決定いたしました。 次に、議案第68号 平成30年度山梨後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、議案第69号 平成30年度山梨市交通・火災災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第70号 平成30年度山梨浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定についての3案件を一括採決いたします。 委員長報告は原案認定です。 委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(武井寿幸君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第68号、議案第69号、議案第70号の3案件は原案のとおり認定されました。 次に、議案第71号 平成30年度山梨介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての採決を行います。 委員長報告は原案認定です。 本案は起立により採決をします。 お諮りします。 本案は原案のとおり認定することに賛成の諸君は起立をお願いします。          (賛成者起立)(14名) ○議長(武井寿幸君) ご着席ください。 起立多数です。 よって、議案第71号は原案のとおり認定することに決定しました。 次に、議案第72号 平成30年度山梨居宅介護予防支援事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第73号 平成30年度山梨簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第74号 平成30年度山梨活性化事業特別会計歳入歳出決算認定についての3案件を一括採決いたします。 委員長報告は原案認定です。 委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(武井寿幸君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第72号、議案第73号、議案第74号の3案件は原案のとおり認定されました。 次に、議案第75号 平成30年度山梨水道事業会計決算認定について、議案第76号 平成30年度山梨病院事業会計決算認定について、議案第77号 平成30年度山梨下水道事業会計決算認定についての3案件を一括採決いたします。 委員長報告は原案認定です。 委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(武井寿幸君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第75号、議案第76号、議案第77号の3案件は原案のとおり認定されました。--------------------------------------- △第4 議員提出議案提案理由の説明・質疑・委員会付託・討論・採決) ○議長(武井寿幸君) 日程第4、議員提出議案を議題といたします。 山議案第3号 厚生年金への地方議会議員の加入を求める意見書の提出についてを議題とします。 提出者を代表して矢崎和也議員に提案理由の説明を求めます。 矢崎和也議員。 ◆2番(矢崎和也君) 山議案第3号 厚生年金への地方議会議員の加入を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 地方創生が、我が国の将来にとって重要な政治課題となり、その実現に向け大きな責任を有する地方議会の果たすべき役割は、ますます重要となっております。 このような状況の中、地方議会議員は、これまで以上に地方行政の広範かつ専門的な諸課題について住民の意向をくみとり、的確に執行機関の監視や政策提言等を行うことが求められております。 また、地方議会議員は、議会活動のほか地域における住民ニーズの把握等様々な議員活動を行っており、近年においては、都市部を中心に専業化が進んでいる状況にあります。 一方で、統一地方選挙の結果をみると、投票率が低下傾向にあるとともに無投票当選者の割合が高くなるなど、住民の関心の低さや地方議会議員のなり手不足が深刻な問題となっております。 よって、国民の幅広い層からの政治参加や地方議会における人材確保の観点から、地方議会議員の厚生年金加入のための法整備を早急に実現するよう強く要望いたします。 以上、提案理由の説明といたします。 ○議長(武井寿幸君) 提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております山議案第3号は、議員全員の提出議案であります。 よって、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(武井寿幸君) ご異議なしと認めます。 よって、山議案第3号は、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。 これより採決いたします。 山議案第3号 厚生年金への地方議会議員の加入を求める意見書の提出についての採決を行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(武井寿幸君) ご異議なしと認めます。 よって、山議案第3号は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 ただいま山議案第3号の意見書が可決されました。つきましては、会議規則第43条の規定によりその条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(武井寿幸君) ご異議なしと認めます。 よって、条項、字句、数字、その他の整理は、議長に委任することに決定しました。 なお、可決されました意見書は、関係行政庁に送付いたします。 議事の都合により、暫時休憩いたします。 △休憩 午前11時19分 △再開 午前11時35分 ○議長(武井寿幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(武井寿幸君) 休憩中、矢崎和也議員ほか14名から山議案第4号 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための意見書の提出についての提出がありました。 議員提出議案としてこれを日程に追加し、追加日程第1として議題にしたいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(武井寿幸君) ご異議なしと認めます。 よって、山議案第4号を日程に追加し、議題とすることに決定しました。          〔参考資料 32頁~33頁参照〕--------------------------------------- △追加日程第1 議員提出議案提案理由の説明・質疑・委員会付託・討論・採決) ○議長(武井寿幸君) 追加日程第1、議員提出議案を議題といたします。 山議案第4号 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための意見書の提出についてを議題といたします。 提出者を代表して、矢崎和也議員に提案理由の説明を求めます。 矢崎和也議員。 ◆2番(矢崎和也君) 山議案第4号、朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための意見書(案)。 学校現場では、解決すべき課題が山積しており、子どもたちのゆたかな学びを実現するための教材研究や授業準備の時間を十分に確保することが困難な状況となっています。特に小学校においては、新学習指導要領への移行期間中であり、外国語教育実施のための授業時数の調整など、対応に苦慮している状況があります。また、学校現場においては、長時間労働是正に向けて教職員の働き方改革がすすめられていますが、業務の削減や役割分担、勤務時間の適正化は大きな改善が見られていないのが現状です。いじめ・不登校などの教育課題に迅速に対応し、一人ひとりの子どもにより丁寧な指導・支援を行いながら、ゆたかな学びを実現していくためには、教職員定数改善とともに、一クラスの学級規模を引き下げることが最重要施策です。 本市でも、子どもたちのゆたかな学びを保障するため、学級編成の弾力的運用に理解が示される中で、特別支援教育支援員や複式学級解消に関わる市単教諭が配置されております。また、校務支援、学習支援システムについても先進的に取り組むなど、学校教育の充実を図る施策を積極的に展開しているところです。 義務教育費国庫負担制度については、小泉政権下の「三位一体改革」の中で国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられました。厳しい財政状況の中、本市のように独自財源により人的措置を行っている自治体も多く、地方自治体の財政を圧迫していることや自治体間の教育格差が生じることは大きな問題です。子どもたちが全国のどこに住んでいても、一定水準の教育を受けられるということが憲法上の要請であり、国の施策として定数改善にむけた財源保障のためにも国庫負担率2分の1への復元が必要です。 こうした観点から、国会及び政府におかれては、地方教育行政の実情を十分に認識され、地方自治体が計画的に教育行政を進めることができるように、下記の措置を講じられるよう強く要請します。 1、計画的な教職員定数改善を推進するとともに、少人数学級の推進を図ること。 1、教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の堅持とともに国庫負担割合を2分の1に復元すること。 1、教育条件の格差解消を図るため、地方交付税を含む国における教育予算を拡充すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和元年9月27日。 以上、提案理由の説明といたします。 ○議長(武井寿幸君) 提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております山議案第4号は、議員全員の提出議案であります。 よって、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(武井寿幸君) ご異議なしと認めます。 よって、山議案第4号は、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。 これより採決いたします。 山議案第4号 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための意見書の提出については、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(武井寿幸君) ご異議なしと認めます。 よって、山議案第4号は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 ただいま山議案第4号の意見書が可決されました。つきましては、会議規則第43条の規定によりその条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(武井寿幸君) ご異議なしと認めます。 よって、条項、字句、数字、その他の整理は、議長に委任することに決定しました。 なお、可決されました意見書は、関係行政庁に送付いたします。--------------------------------------- △第5 市長追加提案議案(提案理由の説明・質疑・委員会付託・討論・採決) ○議長(武井寿幸君) 日程第5、市長追加提出議案を議題といたします。 本日市長より送付されました議案は、議案第78号 山梨市名誉市民の推挙について同意を求める件の1案件であります。これを議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。 高木晴雄市長。 ◎市長(高木晴雄君) 本日追加提案をいたします議案は、同意関係1件であります。 議案第78号は、山梨市名誉市民の推挙について同意を求める件についてであります。 (故)宮川典子衆議院議員に対し、山梨市名誉市民条例に基づき議会の同意をいただき、名誉市民の称号をお贈りし、その功績と栄誉を永くおたたえいたそうとするものであります。 (故)宮川典子衆議院議員は、慶応義塾大学卒業後、5年間の教員生活を経て松下政経塾に学び、平成24年に衆議院議員に初当選されました。以降3期連続で当選を果たされたことは、人徳によるものであり、明朗快活で誠実な人柄と常に主義主張を曲げずに高い理想を掲げて邁進する政治姿勢は、地域住民はもとより、多くの人々の高く評価するところであります。みずからの教員としての経験と知識を生かし、文部科学大臣政務官として教育行政に特に力を注がれました。 本市への貢献につきましては、まず平成26年2月に山梨県内に甚大な被害をもたらした大雪被害に対し、関係大臣に被害状況を視察してもらうよう来市を促し、農業ハウスやブドウ棚の再建への災害復旧対策及び被害者支援対策に尽力されました。 また、近年の気象状況の変化により、児童生徒が厳しい環境下での授業を余儀なくされている現状を踏まえ、早期にエアコンの整備の必要性を関係省庁に訴え、事業の進捗に助言いただき、計画を前倒しして市内全小中学校への整備を完了することができました。 なお、山梨市給食センター建設に関しましては、児童生徒に安全な給食を提供するために、本市がかねてより事業を進めていた給食センター建設に際し、有利な補助金制度の活用を促し、快適な施設環境の整備に尽力をいただきました。 さらに、山梨市駅南地域整備事業に関しましては、本事業の重要性を各関係各所に訴え、南北自由通路整備や駅南地域整備の事業化とその推進に大きなお力添えをいただき、そのほか数々の事業等についてもご助言をいただき働きかけていただきました。 常に強い責任感と卓越した行動力をもって、みずからの健康も顧みず職務に邁進し、我が国と郷土山梨の発展のため、ご尽力いただいているさなかにあって、志半ばに病に倒れたことはさぞかし無念であったと思っております。 以上のように、本市に多大な貢献をされた(故)宮川典子衆議院議員に山梨市名誉市民の称号を贈り、その功績と栄誉を末永くおたたえし、市民の皆様と一緒に称号を贈りたいと思います。 以上、提案理由の説明をいたしましたが、よろしくご審議を賜りご同意をいただきますようお願いを申し上げ、提案の理由と説明等にさせていただきます。 ○議長(武井寿幸君) 提案理由の説明は終わりました。 これより議案第78号について審議を行います。 お諮りいたします。 ただいま議題となっています議案第78号については、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決したいと思います。ご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(武井寿幸君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第78号は、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。 これより採決いたします。 議案第78号 山梨市名誉市民の推挙について同意を求める件を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(武井寿幸君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第78号は原案のとおり同意されました。          〔参考資料 34頁~35頁参照〕--------------------------------------- △閉会 ○議長(武井寿幸君) 以上で本定例会の日程は全て終了いたしました。 令和元年9月山梨市議会定例会を閉会いたします。 ◎議会事務局長(角田弘樹君) お互いに挨拶を交わしたいと思います。 ご起立願います。          (全員起立) ◎議会事務局長(角田弘樹君) 相互に礼。 △閉会 午前11時51分 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   令和元年9月27日       山梨市議会議長  武井寿幸       会議録署名議員  深沢敏彦       会議録署名議員  小野鈴枝...